長野県は全体の約8割を森林が占めていますが、過疎化や高齢化などによって放置された森林が増加傾向にあります。長野県では放置された森林を整備し、森林と人間とが共存できる自然を取り戻そうと「森林(もり)の里親促進事業」(※)を行っています。
当社も身近な自然を守るため、2014年からこの事業に参画しています。長野市松代西条地区と里親契約を締結し、同地区にある0.4haのカラマツ林を「長野日本無線の森」と命名。カラマツの苗木約1,000本を植樹し、春と秋の年2回、下草刈りなどの森林保全活動を行っています。
今回は、昨秋の活動が天候不良により中止となったため、大きく成長した雑草にいつもより悪戦苦闘しながらの作業となりました。午後からは整備された森林の中で新緑の間を吹き抜ける風を感じながら、きのこのコマ打ちも行いました。収穫したきのこは、参加者に還元する予定です。
森林保全活動を実際に体験することは、参加者自身の環境保護に対する意識を高めることにもつながっています。当社は今後も森林の適切な整備・保全活動を通じて、環境保護に取り組んでまいります。
※森林(もり)の里親促進事業・・・ | 社会貢献に意欲のある企業・団体等と森林整備に意欲を持った地域とが連携し、森林保全活動を行うもの |
下草刈り作業のようす | 作業終了後に参加者全員で記念撮影 |